補足ビデオ その1

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ラスティングシンバルの在庫は、「在庫 特売品 特注品」の中のシンバルコーナーにあります。
ラスティング加工をお勧めする物には、「NegiDrumsラスティング加工仕様タイプ」と表記してあり、
お勧めしないものは、「無加工タイプ」と表記してあります。
一部だけが錆びてしまった例

こうなってからだと、浸食の差があまりにも大きく出てしまいます。
浸食が中まで進んだ外周部、錆びていない中央部。
高周波部分ほど錆びていない事が多く、いつまでも耳障りな音の原因ともなります。
裏側中央部は、もっとムラになる事が多いです。

気にしないのであれば、必要ないのですが、錆びるなら、綺麗に錆びてほしい。
光っている物なら、ずっと綺麗に錆びないでほしいと思います。

粗め模様の錆びを付けてあります。−錆びの進行の横走りを防ぎます。 
錆の進行は、早い物、遅い物がありますが、1ヶ月以上経過した物は、
安定しています。一部だけ錆びてしまう現象を防ぎます。

錆付けは指紋の付きにくくなるわずかとし、使いながらゆっくり徐々に錆びるのが望ましい。
効果の高い物:  薄い物、レイジングの深い物、塗料の厚い物、

あまり効果のない物:  溝の浅いブリリアント仕上げ、全体が厚い物、溝の無い物(全体ターク仕上げなど)


    ラスティング加工は、お勧めできる物とできない物があります。全てにおいて万能と言う訳ではありません。
   
閉じこめられたサウンドを開放

 近年、錆止め剤、塗料が良くなり過ぎていて、なかなか落ちません。場所、物によっては、10年経っても落ちない場合があります。お店で錆びないのもその為なので、悪い事ばかりでありません。しかし、錆びた後のサウンドがわからず、最初から、錆び、落ち着いている事で、いままでわからなかった買った後のサウンドを、事前に確認する事ができます。

 溝の中に入り込んだ錆び止め剤の為に、動きの悪くなっているシンバルを、表面の塗料を除去することで、シンバル本来のサウンドを呼び起こします。溝の深い物、シンバル自体が薄い物ほど、錆び止め剤に負けていて、取り除く事で、しなやかで柔らかいサウンドになります。また、初期のサビ付けをすることで、耳障りな音がなくなり、落ち着き、角の取れたサウンドになります。 

 押さえられていたサウンドが開放される事で、単一方向から福音方向へとサウンドが変化し、演奏上利点が多くなります。